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会社勤務時代に、上と下に挟まれにっちもさっちもいかなくなり ドーンと落ち込んでいた時期があった。 あーもう辞めたいなあと頭を抱えていたドン底期に、 同僚の上司ってだけの全然関係ない部署の主任が 慰めるために夜の食事に誘ってくれたことがあった。 (いっとくが婚約者アリ。色気ナシで、マジでただの思いやりからであった) そこが生まれて初めて行った、生き造りの刺身を食わせる店だった。 店内には生簀があり、目の前をひらひらと魚が泳ぎまくり、 「あの魚しめて」と魚を指名することも可能なんでビックラこく。 「指名料とかは取られるんですかね」 「お前、ホステスじゃないんだから」 しんみりムードなため、二人とも日本酒片手に 辛気臭く会話をしていた。 「こういう店、はじめてか」 「ええ、はじめてですね。っていうか高そうなんで今、血の気が引いてます」 「俺だってこんくらい稼いでるんだから遠慮すんな。柄でもない」 「婚約者さんに気を使ってるんですよ。あのとてつもない明るい倹約家の彼女が アホ後輩なんかに大盤振る舞いした話を知ったら、結婚考えなおされるんじゃないですか」 「い・・・・言うわけないだろう。つか、そんなことで破談になってたまるか」 「甘いっすよ。女は嫉妬すると、ほぼ理性ブッ飛びます」 果てしなく暗い自分を、どう慰めていいのか 部門違いの上司は頭を抱えていたと思われる。 明るく「わあ~お魚動いてるぅ~」「わはは、美味しいんだぞ~」 とはしゃぐカップルに囲まれた私らは、ブラックホール並に浮いていた。 「それと前からずっと気になってたんですけど、Kさん幾つなんで」 「二十九だけど」 「・・・・・・」 「何だその沈黙は」 「じゃあ聞きますが、その白髪は総若白髪ということでいいんでしょうか」 「・・・・・違うっ。これは銀髪だ」 「なぜ金髪や茶髪でなしにその色をチョイスしたのか、自分にはとっても謎です」 「俺の母親がロシア人なんだ。俺はハーフだ」 「えっ」 「あんま社内で言ってなかったからな。驚いたか」 「顔が思いっきり日本人なので確かに驚きました」 「オイッ」 とんでもなく暗い二人のどんづまり会話なのに 目の前で魚をさばいている店員は肩を揺らして笑いをこらえていた。 ともかく、暗かったんである。 おまけにプライベートでも婚約者を知人に寝取られて破談になったばかりで 荒みに荒みきっていた。 上司の前だってーのに手酌でガンガン飲んでる私を Kさんは不憫そうな目で眺めていた。 もうちょっと酔ってなきゃ大分マシな対応をできたのだが、 どーにもこーにもどんよりペースをマイペースに続けている 恩知らずな私であった。 そんな私らの前に、包丁を入れられているにもかかわらず ピチピチとまだ跳ねる刺身が差し出されてきた。 会話が頭から消えるほど、驚いた。 「動いてます」 「だから生き造りの店なんだって」 「これ、食べていいんですか。いや、いかん。動かなくなるの待ちましょう」 「何のための技術だと思ってんだ。とっとと食べなさい」 そうは言われても、生まれて初めて目にした 動く刺身である。 酔いがとんだくらい、その瞬間は驚愕していた。 「マジで」 「鮮度は保証つきだ」 「だって尾っぽっつうか、身自体が生きてますよ。刺身部分までホラ」 「俺も包丁は趣味なんだけど、これは無理なんだよなあ」 釣りキチ三平な上司はうっとり板さんたちを眺めていたが こっちは思いっきり皿から目を離せなかった。 ようやく口に箸でいれた刺身は なんと口の中でもピチピチと動いていた。 うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお 贅沢に慣れていない人間なもんで仰天しまくって目を白黒しながら、 でも暗いからしっかり残酷に咀嚼して食った。 「どうだ」 まるで自分の手柄のように、初めて上司の瞳が踊った。 「うまいだろ?」 「うまい、です。うまいですが」 「ん?」 「死んだのに、まだ気づいてないんだなあと思うと、切ないっす・・・・・」 「・・・・・お前・・・・・・ 暗ッ!!」 「だから、暗いんですってば」 「お前な・・・・・」 Kさんは呆れたように首を振っていたが、 とても優しい目をしていた。 「Nは俺も仲がいいからわかるけど、お前が憎くてあの立場にいさせてるんじゃないんだよ。 お前ならやれるって期待してるからあえて、任せてるんだ。 N課長のことでは意図だけは説明してやれる。 お前も知ってるように、あの部じゃNはあれ以上の態度はできないんだよ。 でも本当は心配してるんだぞ、あいつも。こんがらがりまくったからなあ・・・・・。 今は正直しんどいと思うけど耐えとけ。気持ち的な部分だったら、 俺とかフォローしてやれる人間はいっぱいいるから。 それとは別になんかあるんだろ、悩み。直属のとこじゃ言えなくても俺んとこなら平気だろ。 もちろん、話したくないなら無理にとは言わない」 子供をあやすような口調で、当時の状況を心理的に緩和してやろうと Kさんは心をくだいて接してくれていた。 それも部下なんかじゃない、ただの会った際にふざけ合うだけの存在の自分に。 いまにして思うと、あの頃は悲惨一色だったが 周囲からは両手にあまるほど温かい気持ちを受け取っていたと思う。 突然エレベーター内で「今晩、行くぞー。八時に正面玄関な」と声をかけてきてくれたKさんも、 「お前は飲まないと逆にたまるだろ」といくら「遅くなるっつうの」と断っても待ってくれてた同期衆も、 「ガソリン先輩、色々・・・疲れてますよね」と気まずそうにロッカーで謝ってきた後輩たちも。 いくら自己中心的にどっぷりグレーになっていたって、そのくらいは分かってたんである。 誰が悪いとかそういう単純な問題ばかりじゃない社会で生きていく以上、 いくら矜持に反しようと諦めなきゃいけない部分というのは確かにあって、 でもそんな佳境の最中なのに感謝してもしきれないくらい 自分が恵まれていることにも気づくことの連続だった。 Kさんは、だが慌てていた。 「おいっ、泣くのはやめろ!俺が泣かせたみたいで悪者みたいじゃないか」 小声で罵ってきたKさんにあの日は笑ってしまった。 「だってそうじゃないすか。こーんなうまい店に連れてきてくれて」 「どうしてだよ。えっ店のセレクトのせい?」 「結婚式で歌えつってましたよね。何の歌がいいすか」 「あ、いいの?じゃあね・・・・」 生まれて初めて食べたピクピク動きまくる刺身は 今でも思い出せるほど、美味かった。 テレビなどの媒体を通してしか、もうそういう店とは接点がない今日この頃だが 目にするとあの晩のうさんくさい外見の上司と並んで神妙に飲んだ日を 懐かしく、おかしく思い出す。 ▲ by haioku181 | 2009-10-18 23:50
運動会つながりで 連想ゲームっす。 いやー秋でんな。 チビらの運動会が目白押しなこのシーズンなので 昔の文化祭を思い出したわけで(強引すぎ)(ほらココ('A`)日記じゃないから) 前に初恋の相手の前で その弟と格闘技を日々連発してたと書きましたが(しつこく二回もな) その宿敵大魔人 お邪魔虫チャンピオン 煮えくり返るほどの天敵 そんな弟のほーと再会したのは 女子校の文化祭でだった。 祭りの上がりにキャンプファイヤーを囲んで フォークダンスを踊るってえのが伝統の、その女子高文化祭。 女子目当てで、男子校連中がドッと押し寄せるのも風物詩。 まあ、ふつーにナンパしたり色々やってたわけですが 必ずいるバカもやっぱり風物詩。 フォークダンスの流れを遮る傍若無人さで 輪のど真ん中で男ピラミッドを毎年、頼んでもいないのに 歓声をあげ、勝手に盛り上がりながら組んでやがった。 あいつらアホか 女子校生の冷たい蔑視も、教師陣の手厳しい目線も なんも見えてないそのバカ連中。 毎年毎年 嫌がられてるのに全く気づかず おのれのハイテンションを 形にしてえ━━━━━━━━!! という短絡思考から、毎年人間ピラミッドを作成。 その女子校では、そいつらに 「迷惑なんだよッ!!」 とバケツで水をぶっかけるのも、また風物詩だった(懲りろよっていう) だから女子生徒らは、文化祭が終わると一斉に声をかけられ誘われまくるのだが 濡れてる男だけは無視で というのが暗黙の了解だった・゜゚・*:.。..。.:*・*:.。. .。.:*・゜゚・ (バカとしか思えない)(バカの名札になってた) なのに。 「ガソリン?」 声をかけられ、確か団子を食ってた自分が振り向くと そこにあの幼馴染とは絶対に思いたくないオジャマ大魔人 弟が立っていたのだ。 「ひっ」 濡れて。 「やっぱお前バカだったか。よくも恥ずかしげもなく声がかけられたもんだな!」 「なんだよ急に?!声かけただけじゃん」 「かけんな!水かぶったアホは無視って決まっとるんじゃ!!」 「ちげー!!ピラミッドのそばにいたんで、かかっただけだボケ!!」 何年も会っていなかったのに 会ったと同時にタイムワープしたかのように怒涛のマシンガントーク。 友達がバカ弟を気に入っちゃったとかで 嫌々(お互い、本気でイヤイヤ)連絡を取り合うことになって 高校時代にくさるほど会うはめに(T∀T) 「え、ここで飲むの・・・」 ある日、飲み会で店に入るのを躊躇するバカをバカにするガソリン。 「なーんだ、何かここの店だとまずいのか~? わかった、女がらみだな((´^ิ益^ิ`)クク…」 「違うボケ、俺ここでバイトしてんの」 「えー*・゜゚゜(n‘∀‘)η゚・*:そうなんですかあ~?(女友達) (声作りすぎてヤツの前では毎度裏返っていた) スゴーイ、ウェイターなんだカッコイーイ」 「いや?俺、厨房だから」 「厨房?」 全員で同時に反応し、とまる。 その店は安くてうまくてオシャレで地元では有名な店で とてもじゃないが高校生が内部でバイトしてるよーなとこじゃなかったのだ。 「嘘だ」 「嘘じゃねー」 「ウソー(´∀`人)・゜゚・*:.。..。.:*・*:.。. .。.:*・゜゚・(裏返りまくり) 料理できるんだスゴーイ♪そんなワザがあったんだあ~~!!」 「まーな」(真顔) 「へ、へえ・・・・・・」 とてもじゃねーけど、そんなタマに見えなかったので動揺するガソリン。 勝ったといわんばかりの、高みから見下ろすかのよーな弟の小憎らしい視線。 ソラ~~('A`)負けまくってたもんねえ~~~ 八割がたコッチの勝利だったもんねえ~~~~ よっぽど悔しかったんだね~~根に持ってやがったんだねえ~~~ 「ふふふ」 勝った!!と云わんばかりの あの嬉しそうな顔(思い出すとムカつく) つまりだな、 あれから何年たっても私らは敵でありライバルであり 対抗馬を継続していたのだった。 やっぱり食い物の恨みと恋愛の恨みは根強いっちゅーことである。 お互いに恋人がいたが、毎度口合戦に発展していた。 「お前が棄てられてねーのは奇跡だな」 「その言葉、ソックリ返してやる。負けまくってたくせに」 「なんでケンカで負けてたのが 関係あるんだよ!!」 「悔しかったら勝ってみろ」 「なんでこんなデカくなってから、 まだ闘わなきゃならねーんだよ!」 「どーせ厨房ったって、大した事できちゃ いないんだろ、 どーせ!」 「ざけんな俺様はバイトを休むと店長から 電話がかかってくるほどにだな(略)」 毎度のよーに その日もケンカしてた。 だがこのケンカの勝利でか、負けず嫌いのバカ弟は 何を考えたのか一路、調理師の道へばく進。 今やレストランのシェフなんで笑える。 ヤツは作曲家の次男で、 どうも父親はそっちの道へ進ませたかったようだった。 カッコいい優秀な兄貴はサッサと違う道へ逃げていたので ちょっとばかり家庭内で軋轢があったようで その話を聞いた時はさすがに不憫になって ちょっと励ましたりなんかした。 人と人のつながりってのはホントに不思議だなあと思う。 残念ながら、大人になってからちょっと色々あり 今は連絡を取り合ってはいないのだが あいつには色んなことを教わった。 負けず嫌いを舐めんなよ ということがメインで。 (ちょっと悪かったなと反省) 蛇足だが、か━━━━━━なり後になってヤツが白状したことには あのバイトでは業務用パックを レンジでチンしていただけだったそうな。 ▲ by haioku181 | 2009-09-12 14:25
「忌憚なく、言い合おうか」 「もう、世間はのりピー一色だしなあ」 「酔っ払い」 「畜生、のりピー!どうしてなんだあああああああ」 「首相だったら、誰がいいと思う?」(無視) 「言うだけはタダだぜ?」 「じゃあ、筑紫さんはどうだ」 ![]() 沈黙 「亡くなってるから・・・・オイ・・・・」 「えっ、嘘?!Σ(゚Д゚)」 「テレビ見ろよ」 「ニュース聞けよ!」 「じゃあ、毒舌でたけしは」 「そうすると、外務大臣はさんまかな」 「デビ夫人は、どうだろう」 「デビ夫人は右翼の車がうるさいって、植木鉢を叩き付けたことがあったらしいぜ。すごいよなぁー」 「過激だな」 「いや。外務大臣はイモトだよ。絶対イモト(キッパリ)」 「性格はいいけどな。大臣としてはどうだろうな」 「なんか、真剣に考えてるんだか違うんだか、訳わかんねえよお前ら」 「首相は、政治評論家のモリタさんがいいと思う」 「ああー」(うなずく) 「ああー」(うなずく) 「舘ひろし。渡さん」 「ブーダメー」 「なんでだよ?」 「専門外だから」 「だったら最初っからそうじゃねーかよ!」 「まあまあ、ここはさ('A`)思い切って、 小林麻央ちゃんを抜擢したいね」 ![]() 「・・・・・・・・・」 「・・・・・・・・・」 「麻央があ~首相になりましたらぁ~、官房長官は麻耶でぇ~ 経済産業大臣はキムタクで、外務大臣はエビちゃんにお願いしようと思ってまぁすぅ~ ・・・・・・・みたいな感じか?」 「こうなったら徹底的に、イメージチェンジ改革もありかなと」 「改革どころの話じゃねえよ」 「んあ~他に誰いる?貫禄があって外国に出しても見劣りしない 押し出しのいいの」 「政治能力とか一切関係なしで?」 「そもそも最初からそういう前提での話じゃねえだろ」 「まあ、それもそうだwwwww」 「・・・・・・・・」 「あ?なんか、ある?」 「遠慮しないで言えよ。どうせオフレコだし」 「天地真理 ・・・・・・」 ![]() 沈黙 「・・・・貫禄つながりで適当言うなよ・・・・・・」 「すごいな・・・・・」 「ちょっと悔しいけど・・・・・驚いたよ」 「クッソー、のりピーはもうダメだもんなあああああああああ」 「しつけーよ」 「話戻すな」 Tags:#どこまでマジなんだお前ら
▲ by haioku181 | 2009-08-10 21:53
今日久々に近所の連中につきあった。
明日もだ( ゚∀゚)ハハハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \ 体もつかな。 マジで体調悪~~~~~(T∀T) 「じゃ(゚∀゚ )太ったんだ!!」 「太ったんだよね!( ゚∀゚)ね?!」 皆の声が受話器から弾んで聞こえた。 そーそー自分は具合が悪いと太るタイプ。 健康だとスルスル痩せていく妙な体質。 これから風邪本番の冬将軍到来シーズンやな (T∀T)もう終わりや でも(T∀T)まーいいこともあった。 まず旦那が食わせよう食わせようとうるさくなくなったwwwwwwwwwwwwww あんの過保護マンめ 服買いなおす予算ねんだっつの!(T∀T;三;T∀T)鬼!! というわけで、今日鬼畜ネタでゲホゲホ言いながら連中と盛り上がったんで 鬼畜っていえばコレだろとアップ。 R-18だから (歌は「Lady Butterfly」MDで持っとるwwwちなみにこの当時歌手小6) はい「鬼畜眼鏡」通称キチメガっすね(・∀・)人(・∀・) 友人ゲーム持ってるっす( ゜з゜):;*.':;(男女数人な) ある弱気で優しい男が、とんでもない目にあって公園でダウンしてるとこに 謎の人物からメガネを渡されて、かけてみたらあらビックリ!(ФωФ) 鬼畜に変身~~~~~・゜゚・*:.。..。.:*・*:.。. .。.:*・゜゚・ んで、色んな男のコースを選んで攻略してくっつーゲームですね。 有名なんで知ってるかと思い今日話振ったらマア*・゜゚・*:。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。.:*・゜゚・* !!!!! 誰も知らねえでやんの(T∀T;三;T∀T)変態扱いされたsdfghjkl; クソー(T∀T;三;T∀T) 嘘だ!! 有名なハズだ!! ちなみにオープニング曲はコレ 「眼鏡着脱変身アドベンチャー」ゲームがゲームのくせに 歌ムダにカッケーんだよこれが( TзT):;*.':;wwwwwwwwwwwww ▲ by haioku181 | 2008-11-18 21:01
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